2022.8.15.


GA!FAとGETEMONTSから、

GETEMONTS先年のシリーズ
“愚者の服”アルルカン・シャツに、
GA!FAのボロ切れを刺し子でボウタイにし転用した
再構築されたシャツが、

「案山子」の為に作られた服、
“KAKASHIA”として登場。


青がにじんだダイヤ柄のチェックに
不思議とマッチした色アセた総刺し子の布。

野暮ったさとスタイリッシュさが絶妙なバランス感覚で同居した、都市と山をつなぐナロードな1枚。


サイズ：
肩45cm身幅50cm着丈69cm袖丈63cm


ボロでパンクな1枚！
と云えば余りに端的デスが、

ボディのアルルカン・シャツわ
インサイドアウトにし
ブリーチと袖部分の一部にペイントを施したモノで、
様態としてわ、アナーキーシャツそのもの。


ボタンホールを増設し、
大小12個連打したアンティーク・ボタン
古いチェコの物やフランスのガラスボタンを使用。
青地に交互に浮かびあがる赤とマルチカラー

ココまで見ると非常にヨーロピアンな趣ですが、

其処に、暖色系の刺し子のボウタイが付く事で、
対照的な色彩とゆらぎが生まれ
ダイヤ柄とタイが流れを作り、
ユニークな視覚的効果を生んでいます。

ストールの様に巻くも美し、蝶ネクタイとしても美し。
“愚者と案山子”が織りナス、
シャツ単体でも非常にインパクトある
アーティフィシャツな1枚↑


マサに、「閾」をテーマにした“外手者”と
アナーキーズムをテーマにした“GA!FA”らしい作品となって織りマス。

†

お道化た大道芸人や、ピエロ・クラウン役の方イカがで商か？

中世から続く、
カーニヴァルの山車の起源わ、
真夜中に向こう丘を越えてアルレッキーノが先頭を行く
あの世からの地獄の隊列だったそうな。

道化が元より地母神を称え、
混沌と転覆を創り出し、時間と秩序の再生を回帰した。


ところで、
「私の〜お墓の前で〜」
と云ふ歌がいっ時流行りましたが、
アレわ嘘です。

日本でわ古くから、山があの世でした。
ご先祖様わ、お盆に山から帰ってくるのデス↑
田舎の古いお墓が山にあるのはその為デス。


道化は地より死者を引き連れ、
案山子わ山と里の間に立ちて、
真夜中の辻にて邂逅する。


さて、今日わ8月15日
今年の靖国神社もさぞ暑かろう。