■■■商品説明■■■

「無我」は明治30年、まだ若き大観が29歳の時に描いた作品で、老荘思想に発し、禅における悟りの境地を、無心の童子に表して描きました。背丈の長い草の生えた川辺近くの子どもは、俄かに表情を伺えず、まさに無心そのもので、だらりと肩を落としては、ぼんやりとした様で立っています。当時、禅の世界を童子に託す発想にも注目が集まり、大観の出世作として評価を得ました。

【ご参考】
横山大観(よこやまたいかん)
(正字体：大觀、1868年11月2日(明治元年9月18日)-1958年(昭和33年)2月26日)は、日本の美術家、日本画家。常陸国水戸(現在の茨城県水戸市下市)出身。
本名、横山秀麿(よこやまひでまろ)。岡倉天心・橋本雅邦に学ぶ。
近代日本画壇の巨匠であり、今日「朦朧体(もうろうたい)」と呼ばれる、線描を抑えた独特の没線描法を確立した。
天心の日本美術院創立に参加、また日本美術院を再興し中心作家として活躍。
明治・大正・昭和の三代にわたり第一線で日本画を革新し続けた。
文展審査員・帝室技芸員・帝国美術院会員。
朝日文化賞受賞。文化功労者。第1回文化勲章受章。
昭和33年(1958)歿、89才。
死後、正三位勲一等旭日大綬章を追贈された。
茨城県名誉県民。東京都台東区名誉区民。

＜状態＞

汚れやシミも無く、大変綺麗な状態です。(写真参照)

状態は画像でご判断お願い致します。

商品は画像のもので全てです。

東京銀座トップアートという店舗で購入した物と思われます。

自宅保管品ですので、その点にご理解のある方のご購入をお願いします。

■■■サイズ(実測)■■■
全体：長約178cm幅約66.5cm
本紙：長約87cm幅約52cm