心はいつも春‼️肉筆枕絵巻SHUNGA愛ある和のたしなみ枕絵　浮世絵春画巻物一幅
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最近読んだ
宇能鴻一郎さんの
「姫君を喰う話」で
語り手の男は
ある時期渉猟した
女性達のはじめの頃には
女性の体の
すべてをくまなく愛撫しなくてはならないという
強迫観念があり、
乳房に集中すれば
ほかがおろそかになり、
またその秘所に集中すれば
ほかの愛すべきところがお留守になり、
全身を上げて
とりくんだ、というくだりがありました。

この描きては
妻にささげる文も残しています。

懸命なる文巻物一巻をもって
妻への初夜の心得を
とうとうと説いています。

夜だけでなく
場所も選ばず
どこでも
もよおしたら
にっこり笑って
うけいれよ、
男女平等や権利や義務などとは無関係だ、
と書いています。


この小さな巻物は
結婚の一部始終を
絵本としてときあかし
昭和風俗資料として
貴重な一幅。

見どころは
小さくも
叙述のリアル。

男女の表情の愛らしさと
艶っぽさ。
枕絵としてこんなにも愛らしい
たなごころサイズで
なんどもひもとかれて
大切にされてきたものです。


春画。
危絵。
枕絵。

コレクションとして、
浮世絵と写真を貼付して集めたもののうちの1枚。
ほかにあと1枚ございます。


サイズcm

巾　7.5軸巾9
長さ　267
目方　27
昭和の作。


歴史の表れもございます。

不器用な歩みをフォローいただいている皆さまに
深く感謝いたします。
大切なコレクションを譲り受けました。
永く保管されたお品で歴史の表れもございます。
折れ、しわ、よごれございます。

滅びの美学たおやかなもの
愛せるお方ありがとうございます。

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#100年前#大正浪漫
主題···人物・肖像
形式···その他
種類···肉筆春画