こちらはオアハカ州の有名なラグの生産地であるテオティトラン・デル・バジェ村のリンダサポテカ(LindaZapoteca)という工房で作られたウール100%のラグです。

家族経営の工房ではオアハカ産の羊毛で糸を紡ぐことから始まり、100%天然の地元産の染料を使った染色、機織りまで全てを手掛けています。

リンダサポテカ工房は、オアハカラグの巨匠として知られるイサク・バスケス氏と共に70年代にオアハカラグの三大巨匠の一人として名を馳せたイスマエル・グティエレス氏の息子兄弟の工房です。

現在村で作られているサポテカラグの殆どは費用の問題などから化学染料を使っていますが、この工房では伝統を守り、サボテンに寄生するエンジ虫から作ったコチニールや、オアハカ産のの藍（インディゴ）を使って染めています。

特に弟のエドガルド氏のデザインセンスはとても素晴らしく、伝統と現代性を融合させたデザインは唯一無二といっていいものです。素朴かつモダンなラグは伝統的な古民家スタイルから北欧デザインまで様々なインテリアに合います。

また職人や弟子を一切持たないスタイルをとっており、エドガルド氏本人が一人で織ったラグになります。パワフルで編みがしっかりと詰まっており、デザインのこだわりが細部まで感じられます。

サポテカラグは何十年も持つ非常に丈夫なラグで長く使えるものです。2018年11月にはNHKの「世界はほしいモノにあふれてる」という番組で取り上げられ、IDÉEのバイヤーである大島忠智さんが産地に買い付けに行かれました。

サイズ:(目安)147*80cm

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